トレカは錦織時代到来!

テニスの全米オープン錦織圭が準優勝したことを受け、錦織のトレーディングカード(トレカ)人気が急騰している。都内のトレカ専門店では決勝前日の8日に急きょ発売した錦織のカード入りパックが即日完売。ネットオークションではサイン入りカードが大会前の約4倍となる1枚約2万円で落札されるなど、業界内では「テニス選手のトレカでは錦織時代が来ている」という声が上がっている。

 トレーディングカードは、国内外のスポーツ選手や人気ゲームキャラクターなどが使われたカード。野球とサッカーが人気を二分している日本のスポーツトレカ業界に、「エアK」が旋風を起こしている。

 大手トレカ専門店「ミント」新宿店(東京都)は錦織の全米オープン決勝進出を記念し、8日からカードセット「ラッキーパック」(1000円)を20パック限定で発売。過去に発売された錦織のカードが必ず1枚含まれていることに加え、海外トップ選手の希少価値の高いカードなどが封入されており、即日完売した。また、錦織だけのカードを集めた30枚1セットの商品は従来価格の1・5倍となる1500円に値上げしたにもかかわらず売れたという。