大久保監督を後方支援へ

楽天星野仙一シニアアドバイザー(SA)が、岡山県倉敷市で行われている秋季キャンプを視察。SA就任後の初仕事に臨み、現場介入せずにチームを側面から支える考えを示した。

 午前10時半すぎに球場入りした星野SAは、黒のジャケットに中折れ帽子というダンディーな姿で登場。「場違いなところにいるようや」と言いながらも、グラウンドに鋭い視線を送ると、大久保新監督を「自分が思ったようにやれ!」と激励した。

 今後について「俺は現場には介入せん。選手に“しっかりやれッ”と言うくらいや。チームから求められた時にアドバイスするよ」と後方支援を宣言。現場にはノータッチの方針で、大久保監督も「(星野前)監督が来ただけで空気が変わった。節目で連絡はしてるけど、小さいことで(星野SAを)煩わせないようにしたい」とあらためて気を引き締めた。